4点ベルトの取り付け


TAKATAの4点ベルトを取り付けました。インストール方法の紹介やインプレを書いています。

はじめに

サーキット走行では必須の部類に入る4点ベルトをサーキット歴1周年位で導入。足で体を支える必要がなくなるので足でする操作が楽になります。ただし、私の場合ですがGが首にもろにかかるのか走行後首が痛くなりました。老化のせいでしょうか…

さて、最初はスパルコの6点式、04827BMにしようとしていました。定価が4.28万のやつです。ここでA型の血が騒ぎました。2014年モデルで型番が一つ進んでいる04828BM(定価2.98万)とは何が違うのか?日本のサイト(スパルコ日本代理店のサイトには説明無し)を調べても情報が無かったので海外サイトを中心に調べました。

結論を言うと廉価な04828BMはアジャスターがスチール製で高い04827BMはアジャスターがアルミ製で軽いという違いがあります。

そして、結局、04827BMを注文したのですが日本に在庫がなく納期が3ヵ月かかるとか言われたのでキャンセルしました。結局、3.6万でTAKATAの4点ベルトMPH-341を新品で購入しました。

ベルトの材質について

次にベルトの材質についてです。海外メーカは固く、TAKATAは柔らかいです。どちらがいいというわけではありませんが私はTAKATAにして正解でした。あくまで私の場合ですが首にベルト部分が少し触れるので柔らかい方が肌に擦れて痛くないかなぁと。

購入前にアップガレージ等の中古用品店でベルト部分を触らせて貰った方が後悔しないと思います。一度買ってしまえば長く使うし実際に肌に触れる物なので使い心地は物凄く大事です。ハーネスは慎重に選びましょう。

4点か6点か?

私は当初は大は小を兼ねるで特に理由も無く6点を購入しようとしていましたが納期の問題で4点のTAKATAにしました。4点は縛り上げると腰ベルトが上がってくるとか言われていますがそんな事は無かったです。

使っているフルバケ、シートポジションにも大きく依存すると思うので「まずは4点を買って必要であれば後で6点にする」というのを提案します。事故時に4点ではサブマリンを起こして死亡というケースを気にされる方は最初から6点でもいいと思います。

ただし、サーキットではコースインの度にハーネスの長さを調整する・締め上げ直す必要があるので6点は流石に面倒かなぁ…っていうのが私の見解です。

右座席用か左座席用か?

右座席用だったらベルトを留める丸い物体が左側の腰ベルトに残り、左座席用ならその逆です。ドアとのクリアランスが無い車で右座席用を左座で使用したらドアを閉める時に挟んで傷をつけてしまうという事がありそうです。

マスタングは当然そんな事は無いので何も気にしなくていいです。実際に逆に使用していますが何の問題もありませんし、不便も感じません。

因みに、スパルコは右座、左座の区別はありません。

安物で済ませるかどうか?

フルハーネスもばったもんの安物~メーカの高額な物までありますね。私は特に拘らないので縛り上げられたら何でもいいとは思いますが一つ懸念点があります。

それは、スムーズにベルトの長さを調整できるかどうかです。

サーキットで頻繁にピットインする人は特に気にした方がいいです。ベルト調整のバックルの滑りが悪いと滅茶苦茶イライラすると思います。

一先ず、タカタは大丈夫。実際に注文までして納期の問題で買えなかったスパルコもネットのインプレでは大丈夫そう。バッタモンの廉価品は不明です。

パーツと入手先

  • TAKATA 4点ハーネス MPH-341
    ヤフオクで3.7万円で購入しました。モデル末期でもうどこにも在庫が無いです。。

取り付け方法

■腰ベルトの取り付け
シートレールの後ろ側2点を留めているボルトとJURANの金具やホムセンの手頃なL字金具を共締めします。私はホムセンの金具を使用しました。後は、かちゃっとL字金具の穴に腰ベルトの金具をはめるだけです。

■肩ベルトの取り付け
後部座席を外します。座席部分の中央手前側にポッチがあるので下から手を突っ込んでポッチを押して上に持ち上げるとガバッと座席が取れます。

後は写真の所にフックが既にあるのでハーネスのフックを引っかけて完了です。因みにこの状態で椅子を戻そうとしても無理でした…。肩ベルト片方なら干渉無しで椅子を元に戻せるのですが。仕方が無いので椅子は撤去しました。



■ 完成